ブラシが途中で止まったとき、そのまま根元から毛先まで引き抜いていませんか。絡まりを力でほどくと、髪を強く引っ張り、切れ毛や毛先の負担につながります。ブラッシングは回数よりも、絡まりを小さく分けて毛先からほどくことが大切です。
30秒でわかる結論
- いきなり根元から毛先まで一気にとかさない
- 絡まりの少し上を手で支え、毛先から小さくほどく
- 濡れた髪には粗めのコームや対応ブラシを使う
- 引っかかったら力を入れず、いったんブラシを外す
正しい順番は「毛先・中間・根元」
花王は、ブラシが絡まった状態で根元から引っ張らず、毛先からやさしくほどくよう案内しています。毛先の絡まりを先に取れば、中間や根元からブラシを通すときの抵抗を減らせます。
- 毛先を確認する:髪を左右や前後に分け、絡まりやすい毛先を目で確認します。
- 絡まりの上を持つ:片手で髪を支え、引っ張る力が頭皮まで伝わらないようにします。
- 毛先を少しずつとかす:短い距離でブラシを動かし、引っかかったら外します。
- 中間へ移る:毛先が通るようになってから、少し上の位置からとかします。
- 最後に根元から通す:全体の絡まりが取れた後、毛流れに沿ってやさしく整えます。
乾いた髪と濡れた髪の違い
乾いた髪
朝のスタイリングや入浴前は、毛先の絡まりから取り除きます。静電気や広がりが気になるときは、乾いた髪に使えるミストや洗い流さないトリートメントを必要量だけ使い、滑りを補います。
濡れた髪
濡れた髪を細かい目のコームで強く引くのは避けましょう。花王は、濡れた髪には歯の間隔が広いブラシやコームを使うことを勧めています。タオルで水分を取った後、毛先からやさしく整えます。
先に水分を減らす方法は「正しいタオルドライの方法」を参考にしてください。
ブラシ・コームの選び方
- 絡まりをほどく:歯やピンの間隔が広く、しなりのあるもの
- 毛流れを整える:髪の長さと毛量に合い、頭皮へ強く当たりすぎないもの
- ブローに使う:ドライヤーと併用できる素材・形状のもの
「高価だからよい」「天然毛なら全員に合う」とは限りません。髪が引っかからないか、持ちやすいか、手入れしやすいかを優先します。濡れた髪に使えるかどうかも製品表示で確認しましょう。
傷みにつながりやすいNG習慣
100回など回数だけを目標にする
必要以上に繰り返すと、髪表面の摩擦が増えます。決まった回数より、絡まりが取れて毛流れが整ったところで終えましょう。
引っかかりを力で抜く
ブラシが止まったら、いったん髪から外します。絡まりの上を手で支え、小さな毛束に分けて毛先側からやり直してください。
汚れたブラシを使い続ける
抜け毛やほこり、整髪料が残ったブラシは使いにくくなります。毛をこまめに取り除き、素材に合った方法で洗浄・乾燥させます。
絡まりが強いときの対処
乾いた髪なら、製品表示を確認したうえでミストや少量の洗い流さないトリートメントを使うと、ブラシを通しやすくなる場合があります。塗布後も一気に引かず、指で大きな絡まりを分けてから粗めのコームを使います。
付ける量と位置は「洗い流さないトリートメントの正しい使い方」をご覧ください。
よくある質問
濡れた髪はとかさないほうがいいですか?
必要な場合は、粗めのコームや濡れた髪に対応したブラシで毛先からやさしく整えます。細かい目で強く引っ張るのは避けてください。
ブラッシングは1日何回が正解ですか?
全員共通の回数はありません。朝のスタイリング、入浴前、絡まりが気になるときなど必要な場面で行い、回数を増やすこと自体を目的にしないようにします。
頭皮マッサージ用ブラシは強く押したほうがいいですか?
強く押す必要はありません。痛みや赤みが出ない力で使い、使用時間や濡れた髪への対応は製品説明に従ってください。
まとめ
髪を傷めにくいブラッシングは、毛先の絡まりを先にほどき、中間、根元へ進むのが基本です。引っかかったら力で抜かず、ブラシを外して小さく分けます。濡れた髪には粗めの道具を選び、回数よりも摩擦を増やさない扱い方を意識しましょう。
次に読む記事
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- 髪が絡まりやすい原因とほどき方 — 絡まりを減らす考え方
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参考情報
編集方針
本記事はメーカーの公式情報を参考にKamiLexが編集しています。ブラシやコームの使用方法は素材と製品ごとに異なるため、製品表示を優先してください。


